猫の留守番について

短い間の留守番

猫は犬ほど飼い主への忠誠心もなく、また群れで行動せず1匹で行動する猫もいますので、留守番をさせても大丈夫です。
家で猫だけになるとほとんどの時間は眠っています。
時々日射しがあればそこでグルーミングをするぐらいです。
若い猫だと運動のために時々動き回ることもあります。

半日から1日ぐらいのお留守番だと、猫は寂しがることもありません。
ただしお留守番を負担に感じるような猫や、生後3ヶ月未満の猫は食事回数が多いのでお留守番をさせるのは止めた方がいいでしょう。

しかし長い時間のお留守番はどのような猫でも負担に感じるものです。
一度そのようなことを経験すると、飼い主に甘えにこなくなったり、今まで見向きもしなかった物へ執着したりします。
ひとりぼっちになって猫は不安になると、その気持ちから八つ当たりする場合もあります。
留守番させる機会が多いようなら、猫とはある程度距離を置いて接するようにすると、猫も飼い主に依存せずにひとりぼっちになっても大丈夫です。

1日以上の留守番

1日以上の留守番をさせるなら、出来れば知人に面倒を見てもらう、ペットホテルを利用するなどした方が良いですが、どうしても無理な場合は以下のことに気をつけましょう。

・ドア
各部屋のドアは、入っていけない場所はドアを閉めておき、それ以外の場所はドアストッパーをして、猫が1つの部屋に閉じこめられないように配慮します。
部屋は猫が飲み込むと危ないような小物は片付けておき、物が落下しないように整理します。
特に紐状のものは飲み込みやすいので注意です。
使わない電化製品はコンセントからプラグを抜いておき、誤って感電しないようにしておきます。
キッチン回りでは生ゴミがあると興味を引くので、片付けておきましょう。

・食事
セットした時間に自動的に食事を出すタイマー付きの自動給餌器があるので、それを利用すると良いです。
1日ぐらいならドライフードを置いておくだけでも大丈夫です。

・飲み物
水は切らさないように注意して配慮します。
水入れの数はいつもよりも多めに用意してあげて、数カ所に置いてあげましょう。
同じ場所に置くと蹴飛ばしたりして水をこぼすこともあるので、何カ所かに離して設置してあげましょう。

・トイレ
トイレの数もいつもよりも1個か2個多めに用意してあげます。
トレイの場合も離した場所に、数カ所設置してあげましょう。

・冬対策
冬は火を使う暖房ではなく、ホットカーペットなどを使用した方が良いです。
火を使う物は火事になる危険があります。

そして無事に猫がお留守番をして、飼い主が帰ってきたなら真っ先に猫に構ってあげましょう。
エサをあげたりしてご機嫌をとってあげるのも良いです。

 

猫のシャンプー方法

水を嫌う猫

猫は自分で毛繕いをするぐらい綺麗好きでもあるのに、水に濡れるのを酷く嫌う猫も多いです。
嫌う理由としては、まず猫の先祖はリビアヤマネコというアフリカの砂漠地帯に住む生き物であり、水の無い場所で暮らしているためです。

濡れると毛並みが乱れてしまい、毛繕いをするのも大変になります。
そして大きな理由としては、猫の毛は水を弾かないためにすぐに全身の毛が水で濡れます。
寒さに弱いので水に濡れると、すぐに体の熱が奪われてそれも嫌います。
犬と比べても酷く水を嫌う猫も多く、当然雨の日の散歩も行きたがりません。
またシャンプーをしようとすると、必死になって逃げます。

ドライシャンプー

飼い主としては、猫を綺麗にしてあげたいと思うのは当然のことであり、シャワーで洗ってあげたいものです。
しかしながらお風呂場に連れて行ったり、シャワーの音を聞くと泣き出したりして嫌がる猫も多いものです。
そんな時、どうしてもシャワーを嫌がって酷く逃げ回るような猫の場合は、シャワーで水を直接猫にかけるのではなく、ドライシャンプーを使うという方法があります。

猫用のドライシャンプーが売っているので、それを使ってあげましょう。
毛繕いをしますので、猫が舐めても害のないものを使うのが良いです。
猫用のものが大丈夫ですが、人間用だと有害なものもあります。
またシャワーをかけるときは、猫の顔にかからないように注意してあげます。
ドライシャンプーの他に、ブラシや洗面器を用意します。

行い方としては、まずは濡らしたタオルで全身を拭いてあげます。
拭いた後はブラシで毛並みを揃えてあげます。
その後ドライシャンプーを全身にスプレーして馴染ませて、再度ブラッシングしたら終了です。
直接スプレーすると嫌がる猫もいるので、その場合はタオルにスプレーしてから猫を拭いて綺麗にしてあげましょう。
あまりに猫にかけすぎると抜け毛が多くなったりしますので、適量を使いましょう。

ドライシャンプーが無い場合は重曹を使っても良いです。
こちらなら猫にとって有害になる心配がないので安心です。
行い方としては以下の通りであり、まずガーゼに重曹を包み猫の体にポンポンと叩く感じでふりかけます。
次に綺麗にブラッシングします。
最後に洗面器のぬるま湯に、小さじ1杯ほどの酢をとかして、それを浸したタオルで全身を拭きます。

重曹を使う場合は、必ず食用の重曹を使いましょう。
塩分が含まれているので、肝臓機能の弱い猫にはおすすめできません。
粒子が飼い主の手などをこするので、皮膚の弱い方はゴム手袋をして行った方がいいでしょう。
ドライシャンプーにしても、重曹にしてもそのようなものも嫌がるような猫の場合は、濡れたタオルで拭いてあげるだけでも綺麗になります。

 

猫が触ると喜ぶところは?

スキンシップ

猫とのスキンシップは、飼い主はもちろん猫自身も喜ぶものであり、猫との関係を深めるにも良い方法です。
ただし初めて接する猫とスキンシップをするなら、まずは猫が自分に懐くようにしないとなりません。
犬と違い猫は懐くのに時間がかかります。

飼い猫なら毎日エサを与えて水も与え、そのような事からスキンシップを始めます。
おはようなどの声をかけるのも良く、そのうち声に反応するようにもなるでしょう。
まずは猫の心を解きほぐしてあげるのが先決であり、それから猫とのスキンシップをするようにしてきます。

触ると喜ぶところ

猫との信頼関係が出来て、自分に懐くようになったら、撫でたりしてさらに距離の近いスキンシップをしてくと、猫も喜びます。
ただし猫のどんな部分を触っても良いというわけではなく、猫が触られると喜ぶ部分があります。

・首回り
顎の下から背中までは、どの猫でも触れられて喜びます。
なれている猫だとこちらが手を近づけただけで、触れて欲しい場所を近づけてくる猫もいます。

・耳回り
耳の後ろ部分や耳と耳の間も、撫でたりしてあげると大変喜びます。
耳の後ろの毛は特に柔らかいので、飼い主もいつまでも触っていたという気持ちにもなります。

・しっぽの付け根
しっぽの付け根の背中側も、猫にとっては触れられると嬉しい部分です。
撫でるだけでなく、軽くトントンと刺激を与えてあげても良いでしょう。
触れてあげるとお尻を持ち上げる猫もいます。
ただしこの部分は敏感な場所なので、やりすぎると興奮して噛みついてきます。

以下の部分は猫によっては喜ぶ場合もあります。

・ヒゲの根元
この部分は神経が集中しているので、ここを触ると喜ぶ猫もいます。

・おなか
おなかは撫でるというかさするようにすると、大変喜ぶ猫もいます。
動物にとって、猫は傷つくと致命傷になるので嫌がる場合も多いですが、喜ぶ猫ならさすると手足を広げて大の字になることもあります。

どの部分でも撫でるときは毛の流れに沿って撫でるようにします。
手の平などを使って包み込むようにして撫でてあげると良いです。
撫でてあげると手のぬくもりが伝わりますので、猫の筋肉もリラックスして、血行をよくする効果もあります。

スキンシップして触れてあげることは、猫にマッサージ効果を与えることにもなり良いですが、それ以外にも手で触れることによって痛みやしこりなど、猫の異常にも気づきやすくなり、病気の早期発見にも繋がります。
是非とも日頃からスキンシップをしてあげましょう。
また猫にもツボがありますので、そこを刺激してあげれば血行促進や新陳代謝の改善など猫にとってとてもよい効果を与えます。
病気のある猫なら症状の改善にも繋がります。